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腫瘍マーカー値が5桁台グラフ [緩和ケア]

腸閉塞手術前のCA19-9腫瘍マーカー値(上限37)は、とうとう5桁台の10100まで上昇しておりました。CEA(上限5)は、13.7まで上昇しておりました。CA125(上限25)は、167.1まで上昇しておりました。グラフにしてみると急激な上昇であることが良く判ります。
CA19-9.jpgCEA.jpg
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<CA19-9Nについて>腫瘍マーカー.comより
CA19-9は消化器がんの中でも、とくに膵臓がんに特異性の高い腫瘍マーカーです。早期発見に関しては有用性が低いのですが、治療効果を調べる場合などに役立ちます。膵臓がん、胆道がんで80~90%の高い陽性率を示すほか、胃がん、大腸がん、肝臓がんでは30~60%が基準値を超えます。
また、肺がん、乳がん、卵巣がんなどでも高値を示します。 CA19-9の数値が高く、CA-125やCA-50なども高値のときは、婦人科系のがんが疑われ、これらの腫瘍マーカーをあわせて検査することは卵巣がんの早期発見に有効です。そのほか、糖尿病、慢性肝炎、胆石症、胆嚢炎、慢性膵炎、子宮筋腫、良性卵巣腫瘍などでも陽性となります。CA19-9の基準値37U/ml以下(RIA法) 異常値の場合CA19-9が2倍以上の高値のときは、膵臓をはじめとする消化器系の臓器など、腺細胞(消化器や生殖器の一部を作っている細胞)でできているところのがんがあるかどうかを、腹部超音波検査や腹部CTなどで精密検査します。扁平上皮細胞(食道や皮膚、粘膜などをつくっている細胞)のがんではほかの腫瘍マーカー(SCCなど)が上昇します。膵臓がんの症状として血糖値が高くなることがあります。糖尿病を治療している場合で、血糖のコントロールが急に悪くなったときは膵臓がんも疑い、CA19-9の測定も含め、一度はがんのチェックをしましょう。CA19-9が2倍以内の上昇でも、がんの存在を疑って検査を進めますが、がん以外でもこの程度は上昇することがあり、がんが見つからないときは経過を観察します。がんによってCA19-9が上昇するときは、経時的に上昇することも特徴のひとつです。
<CA125について>
CA19-9は消化器系の腫瘍マーカーですが、CA125は卵巣がん、子宮がんに特異な反応を示す腫瘍マーカーです。CA125は、胎児の身体を覆う上皮である卵巣上皮から発生する糖タンパクであるムチン性抗原に反応する試薬が使われるため、婦人科系疾患、とくに卵巣がんの検査としてCA602と共に用いられています。
卵巣がん また、がんの進行とともに陽性率、測定値ともに上昇するため、治療効果の判定や再発予測の手段としても重要です。ただし、卵巣以外の多くのがんでも上昇します。
CA125の基準値
閉経前…40U/ml以下
その他…25U/ml以下(RIA法)
CA125は妊娠初期や月経時・閉経前などに一過性の上昇がみられます。したがって、CA125を検査する際、こうした状態にある場合には、採血日を変更しないと正確な測定値を得ることができません。
異常値の場合
卵巣がん、子宮がんでは陽性になる確立が高くなっています。卵巣がんの疑いがある場合には、胎盤内超音波検査、CT検査といった画像検査を併用して総合的に判断されます。
そのほか乳がん、膵臓がん、肺がん、大腸がんの可能性もあります。また、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍、子宮筋腫、肝硬変、腹膜炎、急性膵炎などでも値が上昇します。
<CEAについて>
CEAは胎児の消化器細胞だけにあるタンパクの一種ですが、がん細胞が増殖している組織内からもつくり出されます。消化器系がんのスクリーニング検査として広く用いられ、また、がん治療後の経過観察、再発や転移の早期発見にも重要です。CEAは胃がんや大腸がんの腫瘍マーカーとして知られていますが、進行胃がんの30~40%にしか検出されません。肝臓がん、胆道がんにも用いられます。ただし、胆管がんでは必ず上昇するとは限らず、胆のうがんではCA19-9ほど顕著には上昇しません。膵臓がんの場合は、スクリーニング検査としては不十分で、治療効果の特定に有効です。消化器系がん以外のがんでも広く陽性を示す反面、臓器特異性は低いので、この検査だけでは診断はできません。また、陽性になるのは進行がんが多く、早期がんの診断には適さないので注意が必要です。CEAの基準値5.0ng/ml以下
健康な人でも約3%の人は基準値を超える場合があるとされており、高齢や喫煙でもやや上昇する傾向があります。がんが進行するにつれて高値となり、基準値の倍以上ではがんの疑いが濃厚、4倍以上では転移がんが疑われます。異常値の場合CEAが高値である場合、体のどこかにがんがある可能性が高いので、症状にあわせてほかの血液検査やX線造影、超音波、CTなど消化器系を中心に、肺や婦人科などの精密検査も必要になります。また、がんは進行性であり、CEAの高値ががんによる場合は上昇傾向を示すため、1~2ヵ月後に再検査を行います。これで変動がなければ、高値でも心配ないことがあります。CEAは、がんを切除したり、抗がん剤療法でがんが縮小したりすると値は低下します。その後の経過観察でのCEAの再上昇は、がんの再発やほかの臓器への転移などを疑わせる指標のひとつとして重要になるため、2~3ヶ月に1回は測定します。
もし、再上昇を認めた場合は、ただちに腹部超音波検査や腹部CTなどの精密検査が必要です。

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