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その後 [ご報告]

お骨とともに自宅に戻りましたが、事前に折りたたみテーブルに白いクロスを敷いておいたのでひとまずお骨を安置しました。40分後位に葬儀社の担当者が喪主花と供物、返礼品の残りを自宅に運んできてくれましたので早速飾り付けたのですが、元々妻は線香の煙と匂いが好きではなかったので、さぁどうしたものかと・・・式に列席していただいた方の供物の中に、デパートの包みで桐箱入りの線香があったので、それを試してみましたが火をつけない状態では良い香りなのですが、火をつけるとそれなりに線香の匂いもするので、代わりに家にあったお香を焚いてみましたがやはり今一つであるという事と、6畳の和室で焚くとそれなりにこもるので、どうしようかと考え込んでいました。葬儀では焼香ではなく献花にしたことから、花のポプリを献花すれば香りも良いし、訪ねてくれた方にも、葬儀も献花で行ったので、こちらでもお花の代わりにポプリを献花してくださいと伝えやすいのでは?という事になり、急遽18:30過ぎに娘と電車でデーパートへ出かけました。いつも行く天然素材のお店を覗いてみると、紙でできた小さな薔薇に香りをつけたものが売っており、赤、ピンク、白の三色あってそれぞれ臭いも違う商品がありました。これであれば本物のポプリと違って持つときに花弁が崩れてしまうことも無いし、ローズオイルを別途買えば香りも維持できるのではと考えました。ローズオイルは品切れで月末入荷となりましたが、それまで匂いを持たせるため、キッチンコーナーで簡単操作で蓋の開閉ができる密閉容器を購入しました。訪問してくれる方がいらっしゃるまでは密封容器に入れておき、献花の前に容器を開けて献花してもらうことにしました。献花をするのにどのようなお皿に献花してもらおうかと、デパートの中を探し回っているとドイツ製クリスタルガラスのお店で、手頃なサイズのガラス容器と受皿が売っていたので購入しました。妻の実家でも献花できるように全て2セット買い求めました。帰りにデパ地下で妻が好きだった焼き鳥と、ユーハイムのバームクーヘンを買って帰えって妻のお骨のある部屋で、皆一緒に食事をしました。まさか告別式の当日夕方からデパートに買い出しに行くとは思ってもみませんでしたが・・・でも素敵な献花台ができて良かったと思います。
翌日からは近所の方々がお悔やみに来ていただき、献花をし、たくさんの写真を見て、亡き妻を偲んでくれております。月曜日以降は、役所に出向いて各種手続きに必要な除籍が記載された戸籍謄本と印鑑証明を発行してもらいました。また利用しませんでしたが介護保険の保険証返却、身体障がい者2級の手帳の返却、別日で自動車税減免手続きをしていたので死亡届の提出をしました。銀行通帳解約の手続きに妻の生前からの戸籍謄本が必要との事であったので、妻の実家に行きお父さんに戸籍を取ってもらいました。3日かけて銀行3行と郵便局の解約の手続きが完了しました。来週になると娘が二十歳になるので親の親権での私のみでの手続きができず、娘も印鑑登録して印鑑証明が必要になるため今週中に全て完了して良かったです。結婚してからキャッシュカードを妻に預けて、小遣い制の生活をしていたので銀行関係は一切関知しておらず、使用可能な通帳や印鑑、カード等をまとめるのにも難儀しました。クレジットカードについてはカードに記載のある電話番号にかけて手続きは完了しました。金曜日から会社に出社しました。本当は4月7日から今月いっぱい介護休暇の届を出していたのですが、妻が亡くなってしまったので勤続報奨で昨年付与されていたリフレッシュ休暇を使って一緒に何処かへ行けるわけでもないので、今回はリフレッシュ休暇5日間と公休4日間、配偶者死亡による慶弔休暇5日間、有給休暇1日で処理をしてもらう事になりました。妻が元気であればリフレッシュ休暇に公休をつけて9日間の長期旅行に行けたのですが・・・残念です。

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通夜・告別式 [ご報告]

4月12日の12時以降に実際に葬儀を挙げる斎場に戻ってくることから、14時頃に家族で会いに行きました。式場の控室に安置されており、エンバーミング処理を施されていることから顔色や鼻筋、髪型等も良くなっており、今にも起きだしそうな感じがしました。友引で他の式が無いことからゆっくりと対面することができました。その後担当者と式の打ち合わせを実施。役所の手続きは葬儀社で実施してくれるとの事で、死亡診断書を渡し依頼。葬儀の内容について打ち合わせ。生前妻の依頼で一度打ち合わせを行なっていたので確認と変更点を詰めていくのですが・・・内容的には祭壇の大きさと内容、こちらは花祭壇のデザインタイプで、青い花が好きであったので青い花を混ぜてくれるようにお願いしました。式のタイプは無宗教で自然葬となるため読経の代わりにシンセサイザーによる献奏となるため、明日までに妻が好きであった曲目を10曲程度ピックアップしてほしいとの事。セレクトは娘に任せました。また献奏の後に流すDVD制作の為、写真20枚を明日までに用意する事と、DVDに織り込むエピソードを明日の15時頃に制作担当者から連絡が行くのでそれまでに考えておく事。写真はデータではなく写真そのもので欲しいという事なので、帰宅後自宅のプリンターでプリント出力しました。会葬礼状の文面作成の為、エピソードを質問形式の紙に記載して明日提出する事。お棺は白地に花柄の物を選択、骨壺もカトレア柄を選択、通夜の食事、火葬時の食事等の内容等を決定しましたが、事前にある程度打ち合わせしていたので2時間程度で済みましたが、一から説明を聞きながら打ち合わせを行なっていたら3時間以上はかかっていたものと思われます。自宅に帰ってからも、列席予定者を妻の実家系と私の家系とエクセルで作表したり、写真のプリントや、持込で写真データをDVD化して常時モニターで流してもらうDVDの制作を行い結局AM2時過ぎまでかかってしまいました。
13日は、14時頃に斎場に伺い対面しましたが、夕方から別の方の通夜が入っている為、3階の安置室で対面後担当者に、DVD用写真の提出(20枚)、概算人数規模伝達、式で流す曲の一覧、エピソード用紙を提出、帰宅前に写真屋さんで飾る用の額を購入、帰宅後は参列者のブラッシュアップと斎場の思い出コーナーに飾る写真のセレクトとプリント等を行い、通夜、告別式、散会の喪主挨拶内容を考えたり等、この日もAM2時過ぎまでかかりました。
14日は、10時頃から今夜の通夜最終打ち合わせ。会葬礼状内容確認。料理、数量確認、供花リスト確認、式場に泊まる人数の確認等を実施。親族葬ではあるものの通夜55名、告別式55名(通夜と顔ぶれは若干名変わるものの)と割と大きな式になることと、告別式後の火葬場まで55名参加予定となった為、急遽マイクロバスを1台⇒2台に増やしてもらい、火葬場での食事処の部屋もパーテーションを取り払って大部屋にしてもらう事になりました。18時からの通夜となりましたが、私自身も無宗教での葬儀は初めてで、まして喪主は初めてとなり非常に緊張しました。焼香ではなく献花として白いカーネーションを捧げるのですが、最初が私と娘であったためどのようにすれば良いか判らず、少しぎこちない献花となりました。献花の後は棺の前を通って妻に合って席に戻るのですが、皆さんに見ていただく事になるため、エンバーミングしておいて良かったと思います。DVD部分では思わず涙があふれましたが、喪主の大役を務めあげるためぐっと堪えて、最小限の取り乱しで済みました。親族葬であることから、すべての人が妻を知っていて親族+近しい友人3名であることから、事前に通夜式終了後祭壇の前で集合写真撮影を注文しておき、撮影終了後一斉に通夜振る舞い会場に移動し、妻を偲んで皆で語らっていただきました。会場では自作の写真からのDVDを常時流しました。
15日は11:45からの告別式となりましたが、10時に写真屋さんに行き昨日の通夜振る舞いの際撮影した写真をプリントしてもらってから会場に入りました。告別式でも妻が好きであったB'zやアルフィー等の楽曲を献奏してもらいました。お棺には、妻の美容師免許やエレクトーンの級、病になったときいただいた千羽鶴等と、花祭壇の他に供花も25本あったため、お棺には一杯の花が入り、蓋が閉まらないのではないかと思ったほどでした。送り出しの際には、以前娘と妻が話していた際に、最後はこの曲で送ってもらえればと言っていた桑田佳祐&Mr.Childrenの「奇跡の地球」で送りました。火葬場で最後の別れをした後、精進落としをいただき、その間に朝プリントした通夜での写真を分けて参列者に配りました。本人を知った人しか参列していない花いっぱいの自然葬でしたが、皆さん口々に「良い式であった」「自分の時もこのような式にしたい」とのお言葉を多数頂戴することができました。食事後、骨あげを行ないましたが、55名での骨あげとなることから、最初に私、娘、お実母さんの3名だけで実家分骨用の骨あげをさせていただき、その後皆さんでの骨あげとなりました。斎場に戻ってから散会の挨拶をし、お骨とともに自宅に戻りましたが、あっと言う間の出来事であったため亡くなった実感がわかないと言うのが実際の所です。きっとこれから様々な場面で喪失感を感じて行くのだと思います。

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ご報告 [ご報告]

ご報告
妻は4月11日午前5時頃、痛みや辛さの無い世界に旅立ちました。
担当医が不在であったため強力な鎮痛薬(麻酔系)は使うことができず、既存の薬品点滴のままでした。AM2時過ぎまでは、様子を見ながらアイスノンの交換や体の向きを看護士さんに変えてもらうため数回にわたり看護士さんを呼びに行ったりナースコールをしたりしていましたが、その後様子が落ち着いていたので一旦仮眠していたところ、4時過ぎに看護士さんが様子を見てくれ辛そうであったので身体をさすったりクッションの位置を調整などしてくれていて、また落ち着いてきたので私に「また様子を見に来ますね」と言って看護士さんが部屋を出ようとした4時半頃、嘔吐が始まり大量の嘔吐物が呼吸障害を起こしたことと、一気に吐瀉物が増え血圧が下がったからか、呼吸が止まってしまい、応援の看護士さんも呼んで吸引をしましたが、吸引量も1ℓを超え看護士さんから「直ぐに親しい人を呼んでおいて!」との言葉を受けて、自宅の娘と実家のお実母さんに電話をしました。吸引している看護士さんが何度も呼びかけを行っているものの反応が無く、私もここ数日の様子や、妻の「何で死ねないんだろう」との言葉が思い浮かんで、とてもがんばれとは言えず、「今までありがとう」と手を握るのがやっとでした。看護士さんの対応のかい無く二度と呼吸は戻ってきませんでした。その時の時間はAM5時頃でした。娘が到着したのがそれから15分後位、お実母さんと、お実父さんが到着したのはAM5:30過ぎでした。亡くなってからは、口が空いたままにならないように暫く口を押えていました。これは以前お実母さんが、自分の兄の臨終の際に口を押える対応をしていたのを見ていたので、とっさに「今までありがとうね」と言いながら口を押えました。皆悲しみはあったものの、ここ数日の辛い状況を考えると、「やっと楽になれたね」と言う気持ちを強く思いました。当直医による検死確認が行われたのはAM6:24分であったので、書類上の死亡時間は6:24となりました。娘は妻の身体を抱いてひとしきり泣いていましたが、旅立ちの支度をする際に看護士さんに「支度の見学をさせてもらえませんか?」と自ら申し出て、お実母さんが持ってきた浴衣を持って清拭、綿詰、化粧、着替えを見学だけではなく一部手伝わせてもらったそうです。現在看護学部の2年生になったばかりで、今回貴重な体験と遺族の思いを直に学ぶ事が出来たようです。何れこの経験を生かして立派な看護士になってもらいたいと思います。移動するまでの間、部屋の片付けを行い、一旦娘と自宅に戻り、納棺時に着せる洋服を選びました。10時頃病院提携の葬儀社の方が霊安室まで運んでくれることになりましたが、ストレッチャーに移す際に吐瀉物が漏れてしまい、急遽吸引が行われました。霊安室前まで運ぶ際には、その日出勤の看護士さんにも見送っていただき、霊安室からは先日頼んでおいた葬儀社の方に引き渡され、頼んでおいたエンバーミング(保存処理)を行うため、娘、ご両親、実弟を乗せて葬儀社本社に向かいました。本社でエンバーミングの担当者に慰霊写真で使用する写真のプリントを渡して痩せてしまっているものの、可能な範囲で以前の様子を再現してもらいたいとお願いしました。合わせて納棺時に着せる服をを渡しました。葬儀社本社で通夜・告別式の日程について調整を行ってもらったものの、翌日が友引で、その翌日が既に予約が入っている為、最短で14日(木)通夜、15日(金)告別式、との事であったのでその日程で予約をお願いしました。火葬場の予約が13:30であったので、通夜18:00から、告別式11:45からとなりました。詳細の打ち合わせは地元の式場で担当者と行うこととなったので、皆で妻の地元でいつも行っていたイタリアンのお店が葬儀社本社の近くに移転していたので、亡き妻を偲んで食事をし、食事後デパートでお世話になった病院のナースステーションに持って行くお礼のお菓子を買って、病院に持って行きました。あまりにもあっけなく別れがやってきてしまい、行うことが多々あったため当日は感傷に浸る余裕がありませんでした。通夜、告別式については改めてご報告させていただきます。

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4月10日の様子 [緩和ケア]

昨夜は、鎮静剤ロヒプノールを23時頃に点滴し、1時30分位までは眠れましたが、その後は身体の置場がない状態が続きました。担当の看護士さんが何度も身体の位置と向きを変えて何とか痛みの少ない状態を作ろうとして努力してくれました。4時頃の嘔吐対応後二人になったときには「どうして早く死ねないんだろう」とボソッと呟きましたが、辛いのを見ているだけに返す言葉がみつかりませんでした。嘔吐も吐く力が弱くなったせいか、量もすくなく、半分くらいは胃腸液ではなく、透明な唾液のようでした。素人考えでは、嘔吐できなかった分がお腹に残り、腹圧をあげ悪循環になっているのではないかと思えました。6時頃には痛みが酷く、「もう限界、早く楽にしてほしい」との言葉を受けて、鎮静剤で少し眠ろうか?との問いに頷いたので、看護士さんに就寝時に使用した鎮静剤のロヒプノールの点滴を落としてもららいました。そのせいか、午前中はほぼ寝ている状況でしたが、その後覚醒したさいにやはり辛い状況であったので、14時頃に抗精神剤のリントン1aを点滴で落としてもらいました。お実父さんが11時頃来てくれたので、一旦自宅に戻り、付き添い泊まりの準備と昼食を済ませてから13時30頃に病院に戻りました。比較的寝ている時間が多かったのですが、16時頃にはやはり耐えがたい状況になったので、ナースコールをしました。看護士さんに状況を説明すると、暫く確認をしてから、まだ前回の薬から時間が空いていないので、代謝が進んでいなく体内に薬が取り込まれた状況で点滴をすると予想以上に薬が効きすぎてしまう場合があるとの説明がありましたが、点滴をお願いしました。ロヒプノール点滴のおかげで、21時30分位までは、痛みを押さえることが出来ましたが、その後激しい痛みを訴えたので、急遽ロヒプノールを点滴で落としてもらいました。今日は担当医がいないので、ロヒプノールとリントンしか使用できませんが、看護士さんが明日先生に状況を伝えて、持続的に痛みをとる治療も視野にいれた方が良いのではとの事でした。但しこの治療(手術用の麻酔に近い?)は、会話等もできなくなるため、家族の同意が必要とのこと。痛むのを見るのは辛いのと、本人も楽になりたいと再三口にしているので、最終の痛み止めを行う方向でご両親にも話したいと思います。
いつもは付き添い前に一旦家に帰り、食事と入浴を済ませてから付き添うのですが、今日は予め病室のシャワーを使う前提で準備をしてきたので、家に帰ること無くシャワーの間、お実母さんに残っていただきました。夕食は娘が弁当を買ってきてくれたので、弁当で済ませました。合わせて明日の朝食も買ってきてもらいました。新しい薬が使えるまで何とか今の薬で痛みを押さえられます様に・・・

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4月9日の様子 [緩和ケア]

昨夜は、鎮静剤の効きが悪く点滴後1時間位は寝ることが出来ましたが、その後は目が覚めて、嘔吐も朝までに3回くらい繰り返しました。都度背中をさすり、終わり頃にナースコールをして、吐瀉物の処理と、氷、氷水の手配をお願いしました。看護士さんから、痛み止めか、鎮静剤かどちらかを点滴しましょうかとの提案で、AM2:30頃に痛み止も点滴しましたが、思うような効果がありませんでした。5時半の嘔吐のあとは、8時位までは少し落ち着きました。但し酸素濃度が、92迄低下していたため、軽めの酸素吸入を行うことになりました。落ち着いたのを見計らってコンビニへ朝食を買いに行き、部屋の前のベンチスペースで食事をしました。口の中の渋みが、気になるらしく、可能であれば、ベッドの上ではなく洗面所で歯磨きがしたいとの希望を看護師さんに伝えたところ、暫くしてから、部屋の洗面所はユニットバス一体で、段差もあり幅的にも車椅子で入ることが不可能であることから、丁度空いた部屋の洗面所は直に部屋の壁に取り付いているため、車椅子のまま歯磨き可能とのこと、早速介護士さんと看護士さんで車椅子に移し代えて歯磨きをしに行くことができました。その後も複数回嘔吐がありましたが、昨日よりは頻度は落ちているものの、体力は確実に昨日より落ちているので辛さと言う点ではむしろ昨日より辛そうで、午前中先生の回診では、「早く楽になりたい」と言っていました。先生からは、鎮静剤を日中も使用することの提案と、今半分量で使用している鎮静剤の量を標準量で使用する提案がありました。まだ、家族が見舞いに来る日中に鎮静剤を使用するのは本人的にヨシではないようです。歯磨きの時に車椅子に乗れたので、車椅子で外まで行き家の猫を連れてきて会わせたいと思い、妻に確認してみると「無理!」との回答でした。準備をしてくれていた看護師さんに伝えると緩和ケア病棟はケージで見えないように部屋に連れてくれば、ペットを連れてきても大丈夫、但し守衛さんに伝えるので来る時間を教えてくださいとのこと。義姉と姪にお願いして、愛猫を連れてきてもらいました。慣れていない場所であることから、ゲージからなかなか出てこない猫を見て、「可愛そうだから直ぐに連れて帰って!」とのことで、数分間のご対面となりました。身体の置場がないのは、昨日以上で、何度も看護師さんに位置を代えてもらっています。夕方6時過ぎくらいからは、熱が38度位まで上がっており、常時使用しているアイスノンの交換頻度をあげて対応してもらっています。これから鎮静剤の量を昨日の倍の標準量で、安定剤もいれて点滴を落とすことになりました。今日は薬が良く効いてくれることを祈ります。
今晩は付き添い前に、夜私が一旦家に戻り、夕食と入浴を済ますまでの間は、娘が、付き添っていてくれました。娘に感謝。明日が安らかに過ごせます様に・・・

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4月8日の様子 [緩和ケア]

今日は、夜までに10回くらい嘔吐を繰り返しました。午前中に訪れたさいには、嘔吐直後であったこともあり、「早く楽になりたい」と言っていました。氷や水を含んでも後で吐いてしまう状況で、夜にリンゴジュース(透き通った)が飲んでみたいとのことであったので、ドラッグストアで、バヤリースの果汁100%1.5リットルと介護用マグカップを購入して20cc位飲むことができましたが、直後に吐いてしまいました。腹部の張りと圧迫がかなりあるらしく、おう吐の原因ともなっている様ですし、身体の置場がない状況の一因でもありそうです。少しでも身体の置場をサポートするため、ビーズクッションを探しましたが、近所のスーパーや、ホームセンター、しまむら等に行きましたが無くて、ネットで調べるとニトリにあったので、病院近くの店舗に赴き、全色となる4個を購入して持ち込みました。通常のクッションよりも変形しやすく身体にフィットさせることが出来るので、今までのクッションに代えて使用してみることとなりました。今日は入浴の日でしたが、嘔吐が続いているので、一旦は看護師さんに入浴できない旨を伝えておりましたが、看護士長さんが部屋に来て、部屋からはストレッチャーで行き、リフトで入浴させるので、身体に負担がかかりにくく、もし吐き気や、気分が悪くなったら中止も出来るので、気分転換にもどうですかと、勧めていただき、無事入浴することができました。入浴は若干疲れも出たようですが、本人も少し気分転換になったようです。
付き添い前に、夜私が一旦家に戻り、夕食と入浴を済ますまでの間は、お実母さんが、付き添っていてくれました。先程嘔吐したあと看護士さんから何時もより少し早いですが、鎮静剤を使いましょうかとの提案があり、先程から点滴を落としはじめました。眠りについたら私も少し休みたいと思います。病院の付き添い用の布団の幅は70㎝位しかないので、寝相に気を付けたいと思います。明日は今日のように苦しみませんように・・・

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4月7日の様子 [緩和ケア]

今日は朝8:30から12:30迄、葬儀会社2社に自宅に来ていただき、色々な話を伺いながら、概算見積もりをいただきました。内1社は、こちらが希望している宗教色のない自然葬にあまり見識が無いことと、会場にモニターの設置が不可能で、写真を流すなどの演出ができない事から、見識もありそうで、モニターの設置可能なもう1社にしようと思います。
昨晩は、PM10:30頃に鎮静剤を点滴で落としてもらいAM2:00位まで睡眠はできたようですが、その後は薬を使わず起きている事が多かったようです。昼過ぎと夕方に嘔吐があり、吐瀉物の色は緑色で、以前腸閉塞で大学病院でのイレウス管を使っての吸引時に吸引されていた液体と同様の色合いでした。昨日までは何とか手で支えながら半身を起こして氷を食べられておりましたが、今日は身体を起こすこともままならず、寝ている状態でスプーンを口に持って行き食べさせる状況でした。張りと痛みのあるお腹はミニ湯たんぽで温めながら、頭と腕はアイスノンで冷やす状態で、身体の収まりのいい場所が中々見つからない状態が続きました。先生の回診の際には、本人から先生へ「この状況はいつまで続くのでしょうか?」との質問をしておりましたが、先生からは個人の体力や状態によって様々で1週間かも知れないし、2週間かも知れないし、2、3日かも知れないし何とも判らないものの、痛み止めの増量や、昼間でも鎮静剤を使用して眠って休むこともできますとの説明がありました。但しその後も何度か辛そうな様子をみた看護士さんが、レスキューの点滴を勧めてくれましたが、体力が落ちることを危惧してか、今日は頑なに固辞していました。明日の夜は病室に泊まれるように看護士さんに布団等の手配を依頼しました。明日は天気も回復するようなので、少しは状態が良いことを祈ります。

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4月6日の様子 [緩和ケア]

昨晩は、PM10:30とAM3:00頃に鎮静剤を点滴で落としてもらい睡眠はできたようですが、薬での睡眠の為、必要な睡眠中の寝返りが打てず、起きてから身体が固まってかなりの疲労感がでてしまった様です。お実母さんが9分咲の桜の枝を持ってきてくれ花瓶に飾ってくれてので、部屋に居ながらにして桜を見ることができました。午後着替えをしてもらっている際に気分が悪くなり1ℓ程度の嘔吐をしてしまった様です。今日は寝ていても中々身体の治まる位置が見つからず、身体の置き場が無い感じで、絶えずタオルやクッションで身体の位置を調整している状態でした。今日も昨晩と同様、水分点滴は無しで、寝る前に鎮静剤の点滴を行い、今晩は寝ている最中に看護士さんが身体を動かしていただける予定となっております。本日会社に介護のための休暇を願い出て了解をいただいたので、明日からはより多くの時間一緒にいられることと、この先の葬儀等の事も検討を進めていきたいと思います。明日は生憎の天候となりそうですが、病状が落ち着いていられますように・・・

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4月5日の様子 [緩和ケア]

昨晩も、ベットの横に立ち上がったまま動けなくなった所を看護士さんに発見され、事なきを得たとの事でした。今日は半身を起こすのにもサポートが必要な状況でした。回診の後、先生に状況を伺ったところ、最終章に入りつつあること、週単位ではあるものの、人それぞれの生命力であることから当然いつ日単位の状況に入ってもおかしくない事、そろそろ痛み止めの点滴(モルヒネ)の効果が薄れていることから、鎮静剤をまずは寝る前に併用して、夜寝られるようにしていき、様子を見ながら最終的には日中にも使用して苦痛の無いようにしていきましょうとの話がありました。夕方娘が「20年間育ててくれてありがとう」と自身の誕生日には20日間ほど早いですが、妻と私にバラのプリザーブドフラワーをプレゼントしてくれました。夜には私の兄と兄嫁、姪が見舞いに来てくれ、これで最後となることを前提とし3人それぞれとお別れのハグをすることができました。3人には、娘をこれからも姪の妹の様に接してほしいとお願いしました。妻には身体を起こすだけでも、ナースコールをするように言い含めて帰宅しました。残り少ない時間をより多く過ごせるように、明日会社の介護休暇制度等の確認を行い、可能であれば休暇を取って見守っていきたいと思います。

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4月4日の様子 [緩和ケア]

今日見舞いに行った際、妻より「もうダメかも知れない。どこか葬儀屋さんにコンタクトを取って簡単な式を挙げられるようにしておいてほしい」との話がありました。朝歯磨きの際に洗面台まで行ったところもう自分の体重を足で支えられずに動けなくなり、呼び出しボタンで看護士さんにヘルプをお願いしたことからもう自力では動けないと悟ったようです。その後「お骨は2つに分けてもらい1つはお実母さんに渡して、もう一つは49日が過ぎたら散骨してもらいたい」、海?山?と尋ねると「海が良い」との事。多分腸閉塞以降、思うように水分摂取ができなかった事から「海」にしてほしい、となったものと思われます。位牌は以前ネットで見つけた現代位牌輪島塗(曲面位牌)プルーム・エメラルドにしてほしいとの事でした。式に参列してもらいたい友人、知人についても言及しておりました。緩和ケアにお世話になっていることから、いつかはこのような時が来るとは思っておりましたが・・・

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